はてなブログお題「この一年の変化」
この1年、あなたはどのように暮らし、どんな思いを抱いていましたか?
1度目の新型コロナウィルスに関連した緊急事態宣言が発令されて約1年。私の生活も大きく様変わりしました。
いい機会なのでこの1年の変化についてまとめておこうと思います。
在宅ワークになった
昨年春の緊急事態宣言の直後、客先が「うちもよっぽどの事情の人(ネット環境が悪いなど)以外は限り在宅ワークになる」と言いパソコンを持って帰りました。
そこから客先に出勤することはほぼなくなりました(1年の間、出勤したのは私物の撤去やパソコンの交換で数日のみです)。
適応障害を持っており、通勤に強いストレスを感じていたので、在宅ワークは歓迎するものでした。
そして、在宅ワークになったことで付随する変化がありました。
友人と滅多に会わなくなった
在宅ワークになる前は、仕事帰りに喫茶店でお茶をしたり夕食を取ったりすることがありました。
それも「今日残業ないなら付き合ってよ」といった突発的な誘いです。
ですが在宅ワークになってそれができなくなりました。
新型コロナウィルス対策で会食を避けるように行政からの「お願い」があったのもあるのですがそれ以上に定期の紛失というのは行動範囲を制限してしまうものでした。
通話することが増えた
会えない代わりに友人には「通話しよう!」と誘うことが多くなりました。
私も友人もカメラで自分の顔を写しながら話すのは苦手なのでしませんがその分たくさん話すことが増えました。
夫と過ごす時間が増えた
夫も週の数日は在宅ワークになったのでお昼を一緒に食べることになりました。
夜も仕事が終わると夕食を取りながら、仕事の話をしたり最近見ているアニメの話だったりと言葉を交わすことが多かったです。
出費が減った
通勤していると、お金が思ったよりもかかっていました。
毎日のお昼ごはん代、飲み会代、仕事帰りの寄り道での買い物、メイク用品…。
そういうものがなくなりました。
スーパーで見切り品を買ったり、パーカーなどのラフな服を着るようになって外出用の衣服を買わなくなったりしたので貯金ペースが上がりました。
逆に在宅ワークを快適にするためにいくつか買ったものもありますがそれでも出費の幅は小さくなっています。
創作の時間が取れるようになった
もともと二次創作小説を書くのが趣味だったのですが、ここ数年は引っ越しなどの環境の変化から創作をする余裕がなかったのです。
緊急事態宣言後「3密を避ける生活」で暇を持て余し、創作意欲が爆発しました。
今は、今年新しく仲良くなったフォロワーさんと一緒に一次創作で小説を書いています。
ジムに行かなくなった
ジムに行かなくなった理由は他の会員のマナー欠如によるものでした。
ジムからは「更衣室ではマスクをして雑談は避けましょう」との指示の張り紙があちこちにあるにも関わらず、他の会員はマスクもなく大声で雑談していました(話題は新型コロナウィルスに関するものが多かったです)。
特定の人間がマナーを守っていないなら注意することで改善もできたでしょうが、マナーを守っていないのは行くたびに違う人でした。
自分でもマスクマナーにこだわりっているな、とは思いましたが、抵抗感・不快感が強くなってしまい自然と足が遠のきました。
太った
仕事に行ったりジムに行ったりすることでギリギリのところで耐えていた体重が、ジムに行かなくなったことで一気に増加しました…。
健康診断でも「どうして1年でこんなに太ってしまったのですか…」と言われてしまい返す言葉もなかったです……。
妊娠した
妊娠が分かったのは10月です。
子宮が強く痛んだので産婦人科へ診察に行ったところ妊娠を告げられました。
ADHD(発達障害)や向精神薬の服薬を中断
私は数年前から発達障害(ADHD、ASD)を、そして二次障害の適応障害の治療のため服薬治療を行っていました。
コンサータ、ストラテラ、イフェクサー、マイスリーなどなど一日に多くの薬を飲んでいましたが、妊娠が発覚したその日から完全に断薬しています。
先延ばしが増えた
私が抱えている悩みの大半は「先延ばし」です。
お風呂を先延ばししたり、提出物をまだ出さなくていいやと先延ばしにした挙げ句に忘れる。
薬で抑えていたこういったことが、断薬することで増えてきました。
かといって自分を責めることはなく、「薬を飲んでいないもの、仕方ない」と思うことのほうが多いです。
顔色が良くなった・顔つきがやわらかくなった
夫からの感想です。
薬を飲むことで少なからず肝臓に負担をかけていたようで「断薬してから顔色が良くなったよ」と言われました。
自分ではその変化にあまりピンと来ていませんが、目元が少し柔らかくなったかな、と思います。
目に宿っていたギラついた感じがなくなっているように感じます。
今は妊娠7か月
だいぶお腹も大きくなりましたし胎動を感じる日々です。
つわりが本格的に始まったときはつわりの苦しみやネガティブな夢で思考能力が奪われ休職せざるを得ませんでしたが、だいぶ思考能力も戻り、仕事を再開しています。
とはいえ、4月には産休に入り、出産に備えていきます。
この1年を振り返って思うこと
自分がいかに苦手な人・苦手な環境に身を置いていたかを知った
自分が生きるために、働くために、耐えるために薬がないと駄目だと思っていたところがありました。
けれど自分が働きやすい環境・自分を責めない生き方や考え方をすることで「薬が絶対に必要」とはならないのだな、と知ることができました。
けれどやっぱり友達に会いたい
友人と滅多に会えないことは寂しいです。好きな場所に気軽に行けないことも悲しいです。
また私の大好きな人と気軽に会ったり旅行に行ける日が来ますように。